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フォトグラファー ビデオグラファー シズルシューティングディレクター
山口 勉

フォトクリエイト部 フォトグラファー ビデオグラファー シズルシューティングディレクター

スタッフ、フォトグラファー紹介への訪問ありがとうございます。ちょっと長めの自己紹介となりますが、宜しくお願い致します。

 

お時間が無い方は下にスクロールすれば、写真作品が見れますので、サクッとご割愛ください。

    広告写真と広告映像、CM撮影、人物撮影、料理撮影を主にフォトグラファー、ビデオグラファーとして、スタジオ玄に所属しています。 以下、自己紹介です。

フォトグラファー・カメラマンは小さな頃から憧れていて、

地元の写真館に遊びにいき、カメラを勝手に触って、店主に怒られるような子供でした。

小学生の頃には、自分でカメラのフィルムの交換もしていて、シャッター速度、絞りF値、集点距離、露出、 などの、原理は理解できるようになっていました。 スタジオ玄には、社員が4名だった頃から、広告撮影やチラシ撮影、カタログ撮影、ロケ撮影など関わってきて、 ロケーションアシスタント、フリーランスフォトグラファー時代含めて、在籍に至るまで、 約30年前から関わっています。 当時、スタジオ玄は墨田区の菊川駅近くの小さな撮影スタジオで、雑居ビルの1部屋を改装した撮影スタジオと事務所スペースで、撮影商品や荷物が沢山届くと、スタジオに荷物が入り切らずに、大家にお願いして廊下に荷物を置いたり、車に積んだりと大変でした。 そこから、部屋が増えて、人が増えて、それでも手狭になり、今の森下駅近くのスタジオに引越し・移転しました。 そこからも、少しずつ規模が大きくなり、人が集まり、東京都内としては、最大規模の広告撮影スタジオに成長するまでを、見てきました。 最初の頃はCMフォトグラファーとして以外に、スタジオでの撮影方法の提案、フィルムから デジタル化に伴ったPC環境構築、ソフトの選択、処理工程のアドバイスなど 撮影コーディネート・コンサルタント的な事もしていました。

憧れて始めたこの職業を30年以上続けていられる事に、今まで、出会った人、 スタジオの仲間、クライアント様、あらゆる関係者に敬意を持って感謝をしています。

少し過去に戻ります。

18歳に商業写真、写真館でのアルバイトを始めて、最初に任された仕事は遺影の制作でした(お亡くなりなった方のプリント・ネガフィルムを元に焼き直して、プリンターで覆い焼きして、着せ替えなどもします)かなりの職人仕事でモノクロプリントにネガとエアーブラシを使用して喪服を描くのが、難しい仕事でしたが、細かい手作業と感覚でサイズを調整したりと、自分が細かい仕事とある程度のセンスを要する仕事が好きで向いていることに気がついて、この先も写真を生業にしたいと目指すきっかけになった、写真レタッチ作業の元祖的な仕事でした。

その後、建築写真と建築設計をする会社で契約社員で働き、4x5など大型カメラの使い方やフィルムの装填、レンズの操作、建築物の撮影方法をアシスタントをしながら学び、撮影まで担当するようになりましたが、広告写真や雑誌、CMの撮影などの広告撮影のフォトグラファーとして仕事に関わりたいと思うようになり、

都内の広告撮影をメインにしているプロダクションが経営している、レンタルスタジオでスタジオマンをすることになります。

そこで出会った広告代理店の写真部から独立したフォトグラファーの事務所に所属して、広告写真の基本と厳しさを仕事の中で体感して学びとりました。

(それはまだ昨日の事のように鮮明に覚えています。)

それから30年以上経過、写真撮影、ムービー撮影、デザインの世界まで、フィルムのアナログ工程から、デジタルカメラとPC・マックをメインにした、デジタル環境に変貌して、まだ先が見えない進化をしています。そして技術・知識は当然の事、撮る者の審美眼が強烈に問われる時代になりました。

写真撮影、動画撮影、文章作成など、あらゆる分野で、求める言葉・キーワードやプロンプトを打つだけで画像や文章が、自動生成されるAIの普及と浸透が進んだ今の制作環境ですが、人にしかできない工程や表現力は、まだ普遍的に需要があります。

スマートホンである程度綺麗に撮影できる時代だからこそ、

プロフェッショナルフォトグラファーとして、写真と動画の表現の重要性が問われるため、

写真撮影表現、動画撮影表現、イメージの表現方法を

「誰のために何をどう撮りたいのか」「この表現は、どう伝わって、人に影響するのか」 と言う思考を大切に、フォトグラファーとして、社会の一員として、撮影表現で役に立ちたいと思っています。    

  撮影以外ですが、以前、 写真ルポライターを目指した事もあり、文章を書く事・ライティングは素人ながら得意分野です。 物事を正確に文章化すること、技術や、物事の意味を伝えることが好きです。 写真と映像、広告写真の撮り方ブログは10年ほど前から続けており、 写真撮影と記事製作で 玄光社コマーシャルフォト発行、 コマーシャル・フォト集成 スチルライフ撮影技法篇 では、ブツ撮り基礎ライティング編の記事を製作しました。 今更の話かもしれませんが、フィルム・アナログからデジタルの変換は、 自然と言うか、求めていた必然の流れのように変わっていきました。

平成生まれの方には、無縁の話ですが、子供の頃から遊んでいたパーソナルコンピュータと言われた、8bitパソコン時代と、ファミコンゲームの歴史を超えて、初めて触ったMacは、PawerMacintosh 6100でした、(30年前のフォトショップ3.0の頃)(当時一緒に中古で手に入れたColor Classic II今では中身を抜かれて水槽になって余生を送ってます) その頃から、画像処理、レタッチがレスポンスと呼ばれていた高価なシステムから、徐々に身近なものになってきました。現在のPC・Mac環境は、今まで、機材・ハードの物理的条件で出来なかった表現も、ストレスなく自由に出来るようになり、広告写真での高度な画像処理も、自然な写真表現としか見えないレベルの画像合成、レタッチが可能になり、写真表現、映像表現の進化を実感しています。

 

 動画・ビデオ撮影は、

テープメディアのHi8の時代から関わり、名機sony PD150から現在のα7シリーズまで、

ブラウン管時代からSD画質、HD、fullHD、4K、8Kと各時代に応じた撮影機材と撮影を経験してきて、

大手代理店のテレビCMの動画撮影から、会社案内、商品イメージビデオ、 化粧品イメージ動画などの撮影をしています。

記録媒体がメモリーになり、機材も縮小軽量化、8Kまでの高画質まで対応可能になり、

映像撮影、動画撮影は20年前とは比べ物にならない進化をして、ライティング機材もLEDメインになり、

少人数のチームで可能な撮影表現が大きく広がりました。表現の追求を大切に動画撮影をしています。

写真撮影と映像撮影の決定的な違いは止まっているか動いているかは当然なのですが、 写真撮影と違って、動画撮影は撮り始めたらカットするまでコミュニケーションや直しが被写体にできないこと、撮り直しや、修正が、写真よりハードルが高いことです。そのため、写真撮影より、動画撮影の方がいっそう慎重になります。 ロケなどの、アングル・トリミングが頻繁に変わるような撮影では、写真は冷静な観察眼で切り取り作業と撮り直し作業の連続ですが、動画は次の予測をしながら常に構図と露出を調整していく、瞬時の判断が重要になり、それが連続して行われます。 動画の場合は、被写界深度が変わらなように内臓NDなども必須です。 そのため、棲み分けされてきた世界です。 写真撮影機材よりも、動画撮影機材は多く、管理も手入れも時間がかかります。音声も正確に録る必要があるため、録音マイクもワイヤレスタイプ、ガンタイプ、フロアタイプとは機材も多く、そのため音声スタッフが存在しています。マスターモニターやサブモニターの準備と画像の確認にビデオエンジニア・VAさんも必要で画像の明るさ・色・フォーカスをマスターモニターに張り付いてチェックするスタッフも必要です。写真と違い、大所帯になりがちな動画撮影ですが、 ミラーレスカメラ・DSLR一眼ムービー・youtubeの登場から、カメラマンが音声も画質も管理して、照明も管理するスタイルが多くなり、 WEB広告などでは、カメラマンのワンオペや少人数で撮影することも増えてきました。 カメラ自体の画質は良いので、問題なく撮影されれば、大所帯で撮影したものと差はありません。コンテが決まっていて、事前に十分な準備ができれば、少人数で、クオリティーの高い広告動画撮影が可能です。 (テープ時代に比べれば、かなり効率がよくなり、機材もコンパクトになりましたが、動画カメラマンにかかる労力は写真撮影とは違う部分まで細部までチェックをするため、スチール・写真よりも気を使う部分も多く、準備にも時間がかかります) (写真撮影はシャッター切って間が空けば、体も気も緩ますことができますが、動画は気が抜けないです。)(取材撮影などで、イベントや記者会見が始まりカメラを回し出したら、話す事も、カメラ後ろから動けなくなるのも、かなり大変です。慣れれば普通のルーティンなのですが、フォトグラファーが急にカメラに動画機能があるから動画の仕事をしてみようとすると、こんな壁に直面するはずです) そんな内情の話はさておき、ムービー・動画は今後も恐ろしく将来性のあるコンテンツだと思います。 テレビ放送や映画以外での動画の普及とWEBのメディア・動画掲載可能なWEBサイトは恐ろしく増えて、 商品撮影やEコマース、人物の紹介、ファッションアイテムの動画撮影など、あらゆる写真撮影に対する動画コンテンツが有効になってきています。 元々、人間の脳が目の前で見たり聞いたりする事に対する学習に対して親和性が高いため、スマホなどで見る、一般の方が撮影している動画サイトが人気なのも頷けます。プリントされた後は電気のいらない写真や文章の存在も重要ですが、動画の利便性が、既存のテレビCM以外の広告に有効な手段になっていると思います。 動画撮影には、そんな今とこれからを意識して取り組んでいます。
    ここまで、 読んでくれた方、雑文にお付き合い、ありがとうございます。 紹介内容、掲載写真は、世情や時期で、今後も変わりますので、よろしくお願い致します。
  以下は得意分野、経歴などの説明です。
                 
   

影響を受けた人物


影響を受けたフォトグラファーは、 伊島薫、ヤンサウディック、七種諭、山口ゲン、所幸則、渡辺茂雄、小出正則、中山透、横内透、古賀絵里子

影響を受けたAD、 デザイナー、清水正巳 佐藤卓 薮内道彦 深澤直人 佐野政也 中路伸之

 
     

得意分野

 

人物撮影・ファッション撮影・人物ポートレー

人物撮影は撮るカメラマンの力が20%、モデルの魅力が80%と言われていますが、 その20%を120%くらいを目指して、人物、装飾、衣服の素敵さ、 格好良さをマシマシ(ラーメン二郎好きです)になるように 人物撮影・ポートレート、ファッション撮影に取り組んでいます。 撮られる側がストレス無いように撮影環境から考えています。 ファッション撮影であれば、テキスタイル、リアルクローズ、服飾の特徴を捉えて、 カスタマーに伝える努力をしています。 肖像写真は、その人の持つ特徴、角度、細部まで考えて角度、笑顔の大きさから、 目線まで考慮して納得のいくまで撮影をします。 タレント撮影は、限られた時間を優先しながら、最良の撮影を考慮しています。

食品撮影・フードシズルイメージ撮影

写真撮影だけに終わらず、食品撮影の工程から、 撮影小道具、特殊ガジェットの制作、レタッチ、動画の撮影、 効果的な合成処理までワンオペで可能です。大手食品メーカーのリピート率も高く、 食品撮影の撮影担当が10年を超えるクライアント様もいます。 一発で撮影する自然な食品、料理のシズルイメー ジ撮影から、 撮影対象の料理のパーツやシズル素材を瞬時に考えて、 撮影したものをその場でレタッチ合成する特殊な撮影も可能です。 湯気などを生かす撮影も合成が良いのか、湯気で霞んでしまうので、 合成で対応するかなど、食品撮影、フード撮影の現場で撮影提案、お見せすることが可能です。


貴金属・時計・アクセサリーの撮影

長年、高級アクセサリーなど撮影をしてきました。どうしたら、 お客様の手に触れて感じる高級感、ラグジュアリー感、 輝きのあるアクセサリー撮影を2次元の、写真撮影、動画撮影で、 どこまで表現できるかを追求してます。 アクセサリー・時計・貴金属の撮影では、 金属に映り込む余計なものを省くこと、 輝きを出すために余計な部分まで光ってしまう部分は 撮影テクニックとレタッチ合成で対応して、 各装飾、部品、宝石が最大限の美しさを出すように撮影、 提案しながら撮影進行しています。

経歴

モノクロ現像所、建築撮影助手、 スタジオマンを経て、広告写真家事務所インフィニティにて、 広告写真家3名に師事

(大手代理店の化粧品撮影、タレント撮影、自動車スタイリング撮影、 TVコマーシャル、CM撮影に携わる)

その後フリーランスフォトグラファー、デザイン事務所勤務など経て、 1999年からスタジオ玄に在籍


受賞暦

フランス・サロンドトーンヌ パリ現地でモデル撮影をした作品で1999-2007年まで7回入選

このHPに掲載している写真は、各フォトグラファーの作品サンプルとして掲載しております。
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