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広告写真の撮り方

スタジオ玄では広告商品撮影からモデル撮影 CM動画撮影まで

あらゆる写真・動画に対応したサービスを提供しています

今回は広告写真撮影でもCM動画・ムービー撮影でも必須になる

照明について、前回に続き考察します

照明光・ライティング・について、物理的な原則を簡単に説明します

撮影での被写体・商品は必ずライティング・照明を必要としていて、

人物やファッションなどでは、その場の雰囲気の自然光を生かして、

レフ板などで光を反射させていれば、なんとなく感覚で、雰囲気の良い

写真がビギナーでも撮影可能ではないかと思います

実際の撮影でのライティング・照明技術は数年の修行と言うか、勉強が必要です。

被写体の種類が決まっていて、それだけオンリーで撮ると言うのなら

ネットや書籍からの情報で短い期間で習得できると思いますが

あらゆる被写体、商品に対してライティング・照明出来て

カメラ・PC・ソフトの操作・理解も完璧にした時点で

初めて知識の標準装備が整って、未知の被写体と向き合えるものだと思います

前置きはおわりにして、

光・照明を被写体に当てた場合に、起こる現象は3つに分かれます。

 

まずは、「反射」

被写体に光が当たり、カメラのレンズまで跳ね返って、

受像するCCDやフィルムの感光して写真が撮影できます。

分かりやすい現象です。

 

次に 「吸収」

髪の毛や黒い服・布・商品は光を吸収して、光の反射量を

減らします(実際には吸収してるわけではなく低反射です)

そのため人物・ファッション撮影などで、顔の肌の質感重視で露出を

決定すると髪の毛や黒い服は、質感が表現されずに、黒くツブれた感じに

見えてしまいます

そのため広告・CM・商業撮影では、トップライトと言って、被写体の

頭上にライト・照明を設置して、髪の毛を明るくしたりします。

洋服の場合はスポットライト(グリットライト)を使用したり、フォトショップなどの

画像処理ソフトで黒くつぶれそうな部分を修正したりします。

近年ではHDRとカメラのダイナミックレンジが広がっていることでかなり

調整が出来るようになっていますが、撮影時に適正なライティング・照明をしてないと

あとでノイズが出たり不自然な仕上がりになります

 

最後に 「透過」

透明なペットボトル、綺麗な香水のビン、氷の入ったグラスなど、透明であったり、半透明な被写体を撮影する場合は、

カメラ側から(前から)光・照明を当てても、被写体の質感を表現しづらいものです

透過する被写体には、多くの場合、バックライトを当てます。

被写体の後方から光を当てる事で、中の液体の色や質感が見やすくなるからです

バックライトや透過光の当て方はさまざまですが。

大別して、「反射」 「吸収」 「透過」 の3つを理解していると、ワンランクアップした、商品撮影が出来ます。

 

ライティングで高難度な被写体は

車やバイクなど大型被写体です

流線型のデザインとガラスとスチール・アルミ・ゴム・カーボンなど

あらゆる反射の違う素材と曲線がデザインされているため

そのデザインを活かすためには ドーム上のスタジオで光の反射と布や

ホリゾントと言う壁をグレーや黒で塗装して

車やバイクのデザインを見せやすく綺麗にする作業しています

1台の車の撮影で全体像のスタイリング撮影でほぼ1日が終わってしまうこともあります

近年は3DCG・VRで撮影をしなくても印刷物を作ることが可能なり

車撮影用のドームスタジオもほとんど閉鎖されていますが

車の撮影は、鏡面の映り込み、反射、吸収、透過を全て理解してコントロールする

必要がありそれを理解してこそ3DCG作成も成り立つものだと思います

 

もうひとつの難易度の高い被写体はドレスウォッチやビンテージウォッチなど

高級な腕時計です

小さなデザインの中に宝石やメタリックなパーツが溢れ

秒針にまでデザインと宝飾が施されているため

正確に色や反射の質感を表現する必要があります

文字盤と針、全体とベルトのデザイン・質感を表現するために

針用と文字盤用・全体用・ベルト用の撮影をして合成・レタッチも必要なり

デリケートな商品のため扱いも難しく形を作るだけでも気を使います

カメラのレンズでは表現が難しい反射や透かしのデザインもあり

全てを囲い込んで撮ってそれなりの写真で良い場合もありますが

メーカー撮影やカタログ撮影では、

合成・レタッチなし腕時計・ドレスウォッチ・ビンテージウォッチを

撮影することは難しいものです

次回は、光質の調整と反射角度、入射角度(光の当て方)を話たいと思います。

鏡を意識すると反射がわかってきます。

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